危ない病気と予防接種の情報 ~フィリピン・セブ留学

フィリピン・セブに語学留学されるみなさんが、予防接種を義務付けられることはありません。

予防接種の証明書を提示することを義務付けられている国は、アフリカや中南米の熱帯地方の国で、主に黄熱病の予防接種です。フィリピンでは黄熱病の予防接種は必要とされていませんが、上記の国からフィリピンに入国するときは予防接種の証明書提示を求められます。

では、なんの予防接種も受けずに来て大丈夫かどうかですが、それは留学生さんそれぞれの体のコンディションによって異なります。一般的には健康な状態の方は特になにも予防接種を受けずに来られる方がほとんどです。

体調の悪い状態、病気一歩手前のような状態で海外で長期滞在することそのものが生命に危険を及ぼしかねないので、そのような状態の方はまず医師に相談し、適切な対処をした上で海外行きを検討されることをオススメいたします。

以下は、フィリピンで注意すべき感染病についての情報です。

 犬には注意! ~狂犬病

 2006年にフィリピンで犬に噛まれた方が2人亡くなられています。犬に噛まれたあと、ワクチンを打たずにおられたとのことです。
 もし犬に噛まれたら、とにかくすぐに病院に行き、ワクチンを打ってもらう等適切な処置をしてもらいましょう。狂犬病に感染していたとしても、ワクチンを打てば高確率で噛まれたあとでも効きます。

 応急処置としては、とにかく口で傷口を吸ったり舐めたりすることはせず、水と石鹸で洗い流し消毒液で消毒します。
 狂犬病は、発症するとほぼ確実に死ぬ病気です。犬だけでなく、キツネやコウモリなどからも感染します。

 フィリピンでは犬があちこちにたむろしています。夜遅くに歩いていると、犬が近寄ってくることもあり少しこわい思いをすることもあります。かわいい犬でも、気を抜いてはいけません。


 かかるとかなり辛い ~デング熱

 デング熱は、蚊から感染する病気です。デング熱にかかると高熱を発します。普通の風邪とは異なり、インフルエンザのように激しい頭痛や体の痛みが起こります。
 
 基本的には生命にかかわる病気ではなく、死亡率は1%と言われています。日本における肺炎の死亡率が8.6%と言われていますので、かなり低い数字と考えていいでしょう。

 デング熱の治療法は特になく、風邪と同じで療養することで回復します。インフルエンザとも違い、ワクチンや予防薬もありません。
 デング熱を予防するには、とにかく蚊にさされないようにすることです。そのため、虫除けスプレーは必須アイテムです。かならず随時持ち歩いて、蚊の多い場所では咬まれないようにしてください。
 
 雨の多い季節は、特に蚊が発生しやすいのでくれぐれもご注意ください。


 その他の病気

 食べ物や飲み物を通して感染する恐れのある病気もあります。腸チフス、アメーバ赤痢、細菌性赤痢、A型肝炎などです。

 予防法は、とにかく不衛生な飲食物は避けること。フィリピン人の人は大丈夫でも、日本人だと病気になってしまうようなものはたくさんあります。

 私は以前、道で売っていたコーラ(発泡スチロールの入れ物に水を満たしたものに入れてありました)を、あまりにも喉が乾いていたため買い求め、飲んだのですがその後、激しい腹痛と吐き気と下痢になり病院に駆け込みました。

 その時の原因は、コーラの瓶が入っていた入れ物の水だったんだろうと思います。もしかしたら、危ないかも。でも、コーラ自体は栓がしてあるものだし大丈夫だろうと思ったのですが、甘かったです。

 とにかくフィリピンでは生水は避け、一瞬でも口に触れないようにされることをオススメします。ビンや缶の飲み物を飲む時も、そのビンや缶の保存状況も見極めた上で、口を触れるようにしてください。

 また、食べ物も基本は、火の十分通ったものを食べるようにしましょう。あまり生焼けのものや生そのもののものを食べるときは、十分にリスクを考慮して行いましょう。

 フィリピンには、もともと生野菜を食べる習慣はありません。それはなぜでしょうか? おそらくは、経験的に生のものを食べることのリスクを学んで来たの だろうと思います。もちろん、今ではスーパーでもサラダ用の生野菜は売られていますし、高いレストランでもサラダは出てきますので、そこまで心配すること ではありません。