セブ島1の学校はどこ?〜英語学校選びの3つのポイント〜

「セブ島留学で一番いい語学学校を教えて下さい」

そんな質問をセブ留学で学校を探されている方から受けることがとてもたくさんあります。

でもそれは、とてもむずかしい質問です。なぜなら、一人ひとりの学生さんにとって「一番いい語学学校」は違うからです。

もし、適当に学校を選んでしまったら、後悔してしまうかもしれません。

それは、自分に合っていない学校を選んでしまう可能性が高くなるからです。自分に合っていない学校を選んでしまうと、学習の効率が悪くなります。最悪、転校や帰国することになってしまいます。

では、具体的にどんな「後悔」があるのかを考えてみましょう。

「湿気が苦手なのに、バギオの学校に来てしまった」

バギオを知らない方には、よくわからない話だと思います。バギオは涼しいことで有名な場所なのですが、湿気は多いです。部屋においていたカバンにカビが生えたり、持ち物が全体にカビ臭くなるということは実際によく聞きます。湿気が苦手な方は避けたほうが無難です。

そのことを知らずに来てしまうと、大きな後悔をすることになってしまいます。
「自由な学校がよかったのに、スパルタに入ってしまった」
スパルタというのは、平日外出禁止とか、朝晩強制的に自習させられるとか、遅刻を何回かすると退学させられるといった、厳しい規則を設けている学校のこと です。よくわからない状態で斡旋会社に言われるがままに学校を決めたら、スパルタだったため自分には合わず、翌週には変更してもらったという 学生さんもおられました。

「1人が好きなのに、集団部屋しかない学校に来てしまった」
数万円をセーブするために行った選択が命取りになるパターンです。1人の時間がないと無理な方が(特に社会人の方に多いです)、安さに目がくらみ若い韓 国人学生たちと6人部屋に宿泊したところ、毎晩修学旅行のような状態で集中できず困った、という話を聞くこともあります。

「日本人が少ないと聞いて来たのに、半数以上日本人だった」
留学エージェントや学校から事前に日本人の比率が少ないと聞いて行ってみたら、話と違ったということもしばしば耳にします。

どの学校に日本人が多くいるかといったことは、時期によってかなりバラつきがあります。数ヶ月前までは数人しかいなかった日本人が、現在は数十%ということもよくあります。

学校もエージェントも昨年の動向や現在の比率に基づいて学生さんに伝えるのでしょうが(そんな根拠もなく適当に言っているエージェントもあります が…)、フィリピン留学・セブ留学の全体の流れを見て、どこにいま日本人が集中しているか事前にリサーチしておかないと、希望の時期には日本人が沢山い た、ということになってしまいます。

「語学学校の雰囲気がどうも合わない」

具体的にどこというわけではないのだが、どうも合わないという場合もあります。いわゆる「校風」というものです。実際私も各学校を回っていてそれはひしひしと感じます。

なんとなく自由な雰囲気の学校、全体的に勉強をしないといけないような気分になる学校、全体の年齢が高めのためかアダルトな雰囲気の学校、逆に若々しいアメリカの高校のような雰囲気の学校。

先生の雰囲気も学校によってけっこう違います。学校経営者の運営の仕方が、校風に影響を与えていることもあると思います。韓国人経営か、日本人経営か、フランス人経営か、それだけでも校風は違ってきます。

こうした校風の違いに基づいて学校を比較するのは、実際に行ってみないとわからない部分は多くあります。なので、そこは実際にセブ島へ留学に行かれた学生さんの口コミや留学エージェントをうまく利用されて、自分にあった語学学校を選んでいかれるのが良いと思います。