スピーキング

「英語を学校で何年も習ってきたのに、まったく話せないんだけど、それっておかしくない?」

そんな疑問をお持ちの方もおられるのではないでしょうか?

その理由を考えると、いくつか出てきますが、最大の理由は、

「学校の英語学習が、英語を話せるようになるためのカリキュラムじゃないこと」

だと思います。

どういうことでしょう?

逆に考えてみるとわかりやすいかもしれません。たとえば、学校の期末テストでは、どんなテストがあるでしょうか?

おそらく、英語の文章の空白を埋める単語を選んだり、単語の意味や文法の知識を問われるようなテストではないでしょうか。

一人ひとりの「英会話力」をチェックするために、個人個人に英語で面接を行う、というようなテストは行われないと思われます。

つまり、期末テストでチェックするのは文法や単語の知識、読むための知識が優先で、英語を「話す」ことができるかどうかは、あまり重視されていないということです。

ということは、授業でももちろん、「話す」ことよりも「読める」ようになるための授業が中心になります。

学校では、そもそも英会話(=スピーキング)ができるようになるための授業をしているわけではないということです。

学校での英語学習は、どちらかというと、他の教科のように情報を暗記したり、公式を覚えたりして、一時的にテスト準備をして、答えを出せるようにして、テストが終わってしばらくたつと、きれいサッパリ忘れてしまうような種類の「科目」なのだと思います。

ですので、もし今まで学校で英語を3年間、6年間、それ以上の期間習ってきたのに、ぜんぜん話せない、と肩を落としている方がいるとしたら、落ち込むことはありません。

なぜなら、今までは、英語を話せるための勉強はしてこなかったのですから。

英語を話せるようになるための学習法

では、そもそも、「英語を話せるようになる」ということは、どういうことでしょうか?

学校の英語テストでいい点を取ること?

それはもちろん違います。

外国人と自由に話せること?

おそらく、これでしょう。

そのための方法が、世間にはいろいろ溢れかえっています。

試しに、Googleで「英会話」と検索してみましょう。

GABAやAEON、ベルリッツなどの「英会話教室」と並んで、「オンライン英会話」がさかんに宣伝されています。

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ちょっとオンライン英会話のWEBサイトを覗いてみましょう。

授業風景がライブ配信されているところもあります。

授業風景を見てみると、明らかに学校の授業と違う点がありますね。

なんでしょう?

そう、先生が一人、そして授業を受けている生徒も一人、つまり「マンツーマン」の授業だという点です。

この形式で英語を習うことが、英会話の習得にとてもいいものだということで、近年もてはやされています。

その中心にあるのが、フィリピン人の先生によるマンツーマンの英会話学習です。

スピーキング力を伸ばすマンツーマン授業

スピーキング力を伸ばすには、その前提となる「会話」を楽しむ力が必要だと思います。

会話している相手の人をもっと知ること、仲良くなること、プライベートなコミュニケーションができること、悩みを相談したり、今日あったことや、最近思ってること、そんなことを話せること、それが会話力のベースにあると思います。

そうした会話は、先生1人と大人数の授業ではなかなか難しいものがあります。

会話の本来持っている活き活きとした部分を失わずに、英会話の学習することを最大限可能にしてくれるのが、マンツーマンによるスピーキングの授業だと思います。

1対1の「会話」だからこそ、細やかなニュアンスや会話の楽しさを失わずに、そして1対1だからこその心地いい緊張感も失わずに行えるわけです。授業で居眠り、なんていうこともさすがにマンツーマンでは難しそです。

文法や単語の知識をどんなときに、どんなシチュエーションで、どれを使うべきか、それを知ることがスピーキングのポイントの1つでしょう。

その力を身につける方法は、会話を繰り返し、間違っているときは先生に直してもらい、さらに新しい表現を教えてもらい、それを実践的に使っていく、、ということをやり続けることが基本に思います。

そうしたことが、マンツーマンだとやりやすいということでもあります。

セブ留学でスピーキング力は伸びるの?

話すことをほぼしたことがない人は、必ず伸びるといえるでしょう。

そこには2つの理由があります。

1つは、知識だけの状態から、その知識を使えるように解放できることです。

どういうことでしょうか?

たとえばテキストやYoutubeを見てゴルフを勉強したとします。

ルールや、クラブの握り方、体の動かし方など、目と耳では理解しました。Amazonでゴルフウェアも買ってバッチリ用意ができました。

では、明日実際にゴルフ場に行ってコースを回ってみましょう!

するとどうなるでしょうか?

おそらくは、多くの人はゴルフをプレーできないのではないでしょうか。それは、頭では理解していたとしても実際にクラブを触ったことも、プレーしたこともないからです。

それと同じことが英会話でも言えます。

いままで、単語や文法の知識だけを持っていた人が、それを実際に使う日がとうとう来たわけです。

1日8時間近く徹底的にマンツーマンで会話の実践を数多く積む。これがセブ島留学で英語を話せるようになる人が多い理由の1つです。

もう1つの理由は、義務教育です。

マンツーマンで徹底的に話すと言っても英語の単語と基礎の文法があまりわかっていないと、話すこと自体が難しいです。

たとえば、今アムハラ語で誰かに「ጤና፡ይስጥልኝ(テナ イストゥリン)」と話しかけられたとします。

多くの方は何と答えて良いのか分からないのではないでしょうか。

しかし、英語で「HELLO(ハロー)」と誰かに話しかけられたら、「ハロー」と返すことはできそうです。

その理由はなんでしょうか。

それは義務教育で、英語を習ってきたからだと思います。

義務教育のおかげで、英語が本当にまったくわからないという状態から習うというわけではなく、とっかかりは十分ある状態から、眠っていたスピーキング能力を解放していけるので、スタートの苦しみは少ないといえるでしょう。

また、スピーキングを実践する時間と頻度もスピーキング力向上には重要です。ゴルフに行く方たちが、練習場に足繁く通うのにちょっと似ています。

週に1度、英会話学校に通ったとして、月に4時間。

1日10分聞くだけの音声教材では、ひと月5時間。

オンライン英会話で1日25分を週5日で、1ヶ月8時間20分。

これが、セブ留学では週5日、1日6時間、1か月で120時間。

それだけの時間をスピーキングに費やせます。

以上のような理由から、セブ留学で多くの方はスピーキング力を伸ばすことができるでしょう。

まとめ

英語を話せるようになるために、マンツーマン授業をたくさん受けることは、とても有効です。

セブ留学では、どの学校もマンツーマンがたいてい1日6時間はあります。オプションで、さらに追加することも可能です。

ぜひ一度、マンツーマン英会話を体験し、会話本来の楽しさを感じながら、スピーキング力を身に着けていきましょう!

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