親子留学

子供が将来、英語で苦労しないよう、子どものうちから英語を学ばせたい。
そんな気持ちの親御さんも、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
セブ島には子供が英語を学べる学校も多くあります。
- . 親子留学
- 1. 親子留学ってなに?
- 2. セブ島で親子留学は本当にできるの?
- 3. セブ島での親子留学の学校はどんな感じか?
- 4. セブ島での親子留学のメリット
- 4.1. ◯お子さまへのメリット
- 4.1.1. お子さんが馴染みやすい
- 4.1.2. 時差ボケがなくお子さまも安心
- 4.1.3. マンツーマンでフレキシブルに授業が組める
- 4.1.4. 習い事が格安
- 4.1.5. 海外体験をさせられる
- 5. ◯ご両親へのメリット
- 5.1. ベビーシッターやお手伝いさんが雇える
- 5.2. 子供にやさしい社会
- 6. デメリット
- 6.1. ・病気やケガ
- 6.2. ・治安
- 6.3. ・子供がフィリピンなまりになる?
- 7. まとめ
- 7.1.1. セブ留学についての不安を解消します!
でもセブ島で子供に英語を学ばせたいと思ったとき、正直いろいろ疑問や不安が出てくる方も多いと思います。
- 子供が病気になったらどうしよう?
- 子供がフィリピンなまりの英語になってしまわないだろうか?
- 治安は大丈夫?
- 友達はできるだろうか?
- インターナショナルスクールに通わせたいけど、、
- そもそも、セブ島で子供が英語を話せるようになるの?
そんな疑問にお答えしつつ、そもそも親子留学って何か、そしてセブ島への親子留学のメリットとデメリットをお伝えします。
親子留学ってなに?

親子留学についてご説明するにあたって、そもそもお子さんに英語を学ばせることが意味があるのかどうか、少し考察してみます。
2020年度から、小学生も英語が必修になりました。
3年生から年間35コマ
5年生から年間70コマ
※1コマ45分
とのことです。
冒頭でも申しましたように、英語にまつわることで苦労をしてきた親御さんは少なからずいらっしゃることでしょう。
子供の頃から英語を学ばせることは、政府の方針的にも、親世代の肌感覚的にも、国際的な流れや近年の円安的にも主流の考えになりつつあると思われます。

では、問題です。
「英語を習得するのに必要な時間数はどのくらいでしょうか?」
答えは学者によって説は違いますが、1000時間から2500時間といわれています。
小学校の3年生から6年生までの4年間での授業時間数は、合わせて157.5時間です。
中学生は3年間で350時間、小学校と合わせて508時間です。1000時間には程遠いです。
参考:文部科学省WEBサイト
義務教育の期間に、学校の授業だけで英語を習得するのは難しそうです。
そこでもう一つの疑問です。
「子供に英語を学ばせることは、意味があるのでしょうか?」
9〜12歳までに英語を学ばせると、ネイティブに近い発音ができるようになるといわれています。実際、親子で海外に住まれた方のお話を伺うと、お子さんの習得のほうが大人よりもかなり速いようです。
お子さんが英語環境で生活すると、習得の速度はぐっと速くなるようです。
セブ島で親子留学は本当にできるの?

結論から申しますと、セブ島でお子さんの英語留学をすることは可能です。
最近はかなりの人気になっており、特に夏休みなどの長期休暇は、今年はすべて埋まってしまっており、来年の募集を始めている学校もあるくらいの盛況ぶりです。
欧米への留学よりも安価に留学でき、さらにマンツーマンレッスンが主体のため、一人ひとりにあった授業が期待できるため、たとえばインターナショナルスクールへの入学を希望するお子さんのために、まず英語を学ばせるという使い方をされる方もいらっしゃいます。

さらに申しますと、セブ島にはインターナショナルスクールが日本よりも格安でありますので、お子さんがまずセブ島で英語をある程度習得してから、インターナショナルスクールに入学する、ということも可能です。
一点、注意点としまして、フィリピンでは、15歳未満のお子さんのみでの滞在は許可されないため、親御さんが同伴する必要がありますので、その点ご留意ください。
セブ島での親子留学の学校はどんな感じか?
セブ島には、大きく分けると2つのスタイルの子供向けの英語学校があります。

1つは、「親子留学」や「子供の英語留学」に特化した学校です。
親子留学初心者には、こちらのタイプをおすすめします。
マンツーマンレッスンの部屋は、通常閉じられた小部屋ですが、お子さんが不安がらないよう、半個室でブラインドを上下させることでプライベート性を確保したり、グループレッスンの部屋はガラス張りで、常に親御さんが見守れるよう配慮、幼いお子さまのための託児所があったりと、あちこちに細やかな配慮がなされています。
もう1つは、親子留学や海外留学にある程度慣れている方向けのスタイルです。

こちらは、生活の拠点をセブ島のコンドミニアム等の住居に置いて、語学学校に通わせるようなスタイルです。
セブ島の英語学校は通常、学校と宿泊施設、食堂がセットになったタイプが主流ですが、食事や宿泊などの生活は基本的に「家」で行い、英語学習のときだけ学校に行くことになるので、各家庭の教育方針や食事、生活の基盤を確保しながら、日本で学校に子供を通わせるような感覚で英語をお子さんに学ばせられます。
セブ島での親子留学のメリット
以下、セブ島での親子留学のメリットを、お子さま、親御さんの両面から見ていきましょう。
◯お子さまへのメリット

お子さんが馴染みやすい
フィリピン人の先生やナニー(ベビーシッター)は、子どもの扱いがとても上手いので、お子さんがすぐに笑顔になります。
フィリピン人の多くの人々は、大家族で育つことが多いこともあってか、おおらかで忍耐力があり、朗らかな性格なかたが多く、お子さんの扱いに長けているといえるでしょう。
時差ボケがなくお子さまも安心
時差ボケは、子供にもある症状です。
通常4〜5時間くらいの時差があると症状が出てくると言われています。症状が出ると、到着してから1週間程度、体調不良や不眠になることもあります。
しかしながらフィリピンと日本の時差は1時間程度なので時差ボケになることはほぼなく、体調を崩すことなく渡航初日から、お子さんも元気に活動できます。
マンツーマンでフレキシブルに授業が組める

マンツーマンレッスンのいいところは、第1にお子さんのペースに合わせて授業を進めてもらえることです。また、目的や要望を細かに伝えることもできます。
集中が保たなくなったら気分転換や授業を早めに切り上げたりと柔軟な対応が望めます。
習い事が格安
意外と知られていないことですが、セブ島では格安でお子さんに習い事をさせられます。
具体的には、バイオリンやピアノ、バレーや今話題のロボティクス、サッカーや柔術なども学べます。
海外体験をさせられる

子供時代に、海外での生活を体験できることは、お子さんにとってとても貴重な宝物になると思います。
フィリピン人やその他の国の友達もできることでしょう。それは将来、お子さんにとって単に語学習得以上の意味を持ってくるのではないでしょうか。
◯ご両親へのメリット

ベビーシッターやお手伝いさんが雇える
フィリピンの人件費は、日本と比べてかなりやすいです。
お手伝いさんやベビーシッターの人件費は、月に20,000円〜40,000円程です。
家事から解放され、子育てに専念することもできますし、自由時間を満喫することもできます。

子供にやさしい社会
セブ島で暮らすとすぐに気づくことは、子供の数が圧倒的に多いことです。そのため、社会全体が子連れのお母さんや家族にやさしいです。
カフェやレストランにも気兼ねなく子供連れで行ける空気があります。
デメリット
・病気やケガ

親子留学で、親御さんがもっとも心配なのがお子さんの病気やケガではないでしょうか。
もっとも注意すべき病気は、日本ではほぼみられなくなった感染症が、フィリピンにはいくつか存在する点です。マラリアはマニラ首都圏やセブ島ではほぼ流行はみられませんが、デング熱は依然感染のリスクがあります。
病院のレベルがどの程度か、気になるところですが、セブには高水準の医療機関がいくつかあります。しかし日本と同等の水準の医療かどうかという点では厳しい面もないとは言えないでしょう。

日本語が通じるお医者さんはセブには何名かいます。また、ジャパニーズヘルプデスクが設けられ、日本語で受診が可能な病院もいくつかあります。
また、学校によっては日本語が話せるお医者さんが毎週決まった時間帯に巡回するところもあります。
水と食べ物については、お子さんに細心の注意をされる必要があります。特に水は、水道水は飲めないため、必ずミネラルウォーターを飲ませるようにしましょう。
・治安

お子さまや家族連れで訪れるような場所で、治安的に問題のある場所はセブにはないといえるでしょう。
ただし、観光地を訪れる際、コロンの市場など治安があまり良くない地域もありますので、お子さんと訪れる際は注意が必要です。
そのような場所も日中に凶悪な犯罪に巻き込まれると行ったことはみられませんが、スリが多発しますのでご注意ください。
また、セブには外国人が来るようなショッピングモールなどの各施設には必ず警備員が常駐し、入口ではセキュリティチェックが行われます。
・子供がフィリピンなまりになる?

お子さんの英語が、フィリピンなまりになるのではないかとご心配される親御さんもおられます。
実際のところ、まず英語の先生に関してはその心配はほとんどないと言えます。理由は、大学までしっかり英語を学んで来られているので、むしろイギリス英語の発音とアメリカ英語の違いを教えてもらえたりと、かなり信頼が置けます。
ただし、社会全体としては英語のフィリピンなまりは、確かにあります。学校でできたフィリピン人の友達や、ベビーシッターさんといったところから自然に吸収する英語がなまってしまう可能性はない、とはいえません。
まとめ
メリット、デメリットを挙げましたが、親子留学をされた方々の多くが、本当に行ってよかったと言われます。
それはやはり、日本にいる数週間、数ヶ月と海外で過ごした同じだけの日々が、有意義に過ごせたと、実感をもって感じられたからではないでしょうか。
オンラインの英語学習もいいですが、実際に海外に住むという体験は、お子さまにかけがえのない経験となることでしょう。

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