セブ島留学での、お金の安全な持って行き方は?

フィリピン・セブ留学で、お金をどうやってフィリピンに持っていくかはみなさんお悩みのポイントではないでしょうか?

私のオススメは、現金と国際キャッシュカードとクレジットカードをバランス良く配分して持って行くすることです。たくさんの現金を持ち歩く不安もないですし、カードだと落としたり盗られてもすぐ止めることがきるので、被害は最小限に抑えられます。

学校や会社をやめてからセブ留学に来られる方もたくさんおられますが、クレジットカードは学生でいる間、就職している間に必ず作っておきましょう。

なぜなら、クレジットカードは「審査」があるからです。この審査が学生さんや会社員は通りやすいのですが、フリーターや無職という肩書きになってしまった途端に、「審査」に通りにくくなってしまうのです。

学校や会社を辞める前に留学生さんがしておくべきことは、この「クレジットカードを作っておく」ことです。私も実際、それで非常に困りました。「ああ、会社辞める前にしておけばよかった」と思ったことナンバー1です。

「クレジットカード、作れないです」という方や、「クレジットカードって、使いすぎてしまいそうでちょっと怖いな」とご心配される留学生さんに、とっておきのカードがあります。

最近日本でも広まりつつあるのですが、「VISAデビットカード」のようなクレジットカード会社が発行しているデビットカードです。これは、クレジットカードとキャッシュカードの間にあるようなカードです。

クレジットカードのようにお店やネットで商品を買えるのですが、基本的には「借りる」ことはできなくて「貯金の残高までしか使えない」カードです。

ちなみに銀行のデビットカードというのもありますが、それとは違うものですのでご注意ください。

支払いはクレジットカードと同様にお店でもネットでも行えますし、残高以上のお金を使ってしまうリスクもないので安心して使えるカードだと思います。また、クレジットカードを作れない方も、デビットカードなら「審査」がありませんので簡単に作ることができますよ。

こちらも、いくつかの会社が出していますが、スルガ銀行のVISAデビットカードがもっとも定評があります。

国際キャッシュカードというのは、外国でもお金が下ろせるキャッシュカードのことです。もちろんフィリピン・セブでもおろせます。カードの裏に「Plus」や「Cirrus」のマークがついていれば、海外の対応ATMで現地のお金がおろせます。

いくつかの銀行が発行しています。

セブ島では、比較的クレジットカードを使える場所は多いです。たとえば大きめのスーパーやそれなりのレストランだとたいていクレジットカードに対応してくれます。

レートも悪くないので、クレジットカードが使える場所では、なるべくクレジットカードで支払いをするのがいいと 思います。クレジットカードによっては、購入後60日間は破損などへの補償がつくものもありますので、ショッピングには特に威力を発揮すると思います。た だし、ご利用は計画的に。

セブ島のお店ではときどきクレジットカードを使おうとすると「ミニマム200ペソ」といわれることがあります。これは、最低200ペソ 使ってくれないとクレジットカードの使用は認められませんということです。スーパーやカフェでそういうことを言われることがよくありますので、その点はご 注意くださいね。

ただし、露店やサリサリという小さなレストランや商店などでは日本と比べて圧倒的に使えません。

あと、国際キャッシュカードのデメリットは、為替レートが現金よりも良くないことです。もし1万円分を両替したとしたら、現金の両替より400円程度は少ないと思っているといいでしょう。

10万円分を両替したとしたら、4000円の差になります。これを損と捉えるか、多額の現金を持ち歩かないで済 ませられる安心料と取るかは、人それぞれです。ですが、私はとくに女性のみなさんには「安心」を取っていただきたいので、国際キャッシュカードのほうをオススメします。