外泊

フィリピンの語学学校では、普通の語学学校のイメージとはちょっと違って、 寮生活における規則があります。

外泊に関しても、好きなときに外泊できることはなく、 多くの学校では許可制です。 また、平日の外泊は基本的に許可されておりません。

金、土、祝前日の外泊に限られます。 宿泊は限定的かつ、できるだけ次の日に学校がない日に限られているというのが実情です。 朝まで遊び歩いて、次の日、朝から元気に授業に出席、ということができる超人ならまだしも、 なかなかそうは行くものではないでしょうし、休みの日の前日しか外泊できないというのは、 致し方のないことかもしれません。

しかも、外泊をするにあたっても、いくつかのルールがあります。 まず、事前申告制です。 前日までに外泊願いを提出して、許可をもらわないといけません。 これは当日、門限までに帰られなくなってしまったから、「じゃあ、どこかホテルに泊まることにしよう」 と思って、学校に連絡し、外泊許可を出してもらおうと思っても、そうは問屋が卸さないよ、という意味です。

次に、セブシティ等、近場での宿泊は、認められないことが多いです。 これは、一つ目と同様、当日に気易く宿泊できることを認めないためということもありますし、 これを認めだすと、学校の門限の意味が薄くなってしまうから、ということも考えられます。 つまり、門限を気にしたくなければ、夜に出歩くときは外泊届けを事前に出しておけば、 そんなに気にしなくても大丈夫、くらいの軽さになってしまいそうです。

そして、宿泊の許可をもらうためには、宿泊先の領収書やバウチャー、予約確認書などがないと 認められない場合もあります。 つまり、いつ、どこに、宿泊するのか、しかも学校の近所でなく、遠い場所に宿泊するのだという、 「証拠」が必要になってくるということです。宿泊に関しては、結構厳しいのです。

ではなぜ、「宿泊」がそんなに厳しいのでしょうか? 「朝帰り」という言葉がありますように、年頃の子どもを持つ親は、特にこのようなことに関しては センシティブです。それはどこの国の親でも大なり小なりそうだと思われます。 旅行で友人たちと、遠くにある島に旅行する、というのならまだしも、 夜遊びして、どこかの誰かとそのままホテルへ、なんてことにならないための抑止力です。 しかし、こちらもやはり、いい大人には迷惑なルールであるとは言えます。

学校選びの際には、その辺の厳しさ、自由さも考慮するといいと思われます。

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