飛行機の降り立つマクタン島から、橋を渡ってたどり着く「セブシティ」エリアは、 さらに4つの地域にわけることができます。
古い町並みが残る「ダウンタウン」、住宅地と商業区域の間に広がる「街の市中心地」、 中心地から車で20~30分ほどの「セブシティ郊外」、外資系の企業やIT系の企業が集まり、 24時間灯が消えない地域「ITパーク」や「ビジネスパーク」です。
ダウンタウン セブは古い町です。 どれくらい古いかといいますと、大航海時代に世界一周で有名なマゼランがマクタン島で殺されたと言いますから、 1520年代頃からできていった町です。 いわゆるスペイン統治時代における、フィリピン最古の植民都市がセブなわけです。
そして、当時の中心地として栄えた地域が、このダウンタウンなのです。 ということで、ダウンタウンはセブで最も古い建造物が立ち並ぶ地域です。 ダウンタウンと言えば、まず名前が挙がるのが、セブの台所とよばれる市場、「カルボンマーケット」です。 広大な敷地内に、無数の屋台が建ち並び、野菜や果物、肉や魚、雑貨や服や靴や金物、ありとあらゆる生活用品が売られています。

そのほかにダウンタウンには「マゼランクロス」や「サントニーニョ教会」、「サンペドロ要塞」といった 名所旧跡があります。 セブに来られる学生さんは、通常1回行くか行かないかといった観光地ではありますが、 くれぐれも貴重品にはご用心を。