マンツーマン授業は多ければ多いほどいいの?

マンツーマン授業がたくさんあるのが、フィリピン・セブ留学の最大の売りなのは、間違いありません。

ただし、その時間数がどれくらいが一番いいかは人それぞれです。

フィリピン・セブ留学では2時間~6時間程度の幅でマンツーマンクラスを提供している学校が多いです。結論からいいますと、「理想的な時間数」はそれぞれの学生さんの、英語力や到達目標によって異なります。

まず、初心者の場合ですがマンツーマン授業をメインでやることをおすすめします。初心者の場合、単語がわからない、基本的文法を理解していないので、まずは一つ一つ、懇切丁寧に指導を受けることが必要です。

そのためには、マンツーマンクラスは効果的です。初心者は、断片的にでも知っていることはあっても、それが体系的には捉えられていないことが多いです。そこは人によってかなり違うので、それぞれに「弱い部分」と「まだ分かる部分」が違うのです。

それぞれの「理解度」「習得度」の違いを把握して、効果的な指導を行うには、グループ授業よりもマンツーマン授業のほうが効率的です。学校のクラスの授業とは別に家庭教師を雇うことを想像するとわかりやすいでしょう。

マンツーマンでは、グループのように全体の進行を一番に考えて進めるのではなく、1人の学生さんの理解に応じて進行していくのです。

また、初心者ですとグループクラスを受けると萎縮してしまう学生さんも多いです。周りはペラペラ話しているのに、自分は理解できない、進行の妨げになっては悪いので、わからないことも質問せずスルーしてしまう。

それが逆に、いいプレッシャーになって勉強に弾みがつくという方ももちろんおられます。ただ、ほんとうに初心者 の方は、あまりにグループ授業についていけないと、英語学習のモチベーションまで下がりかねないので、まずはマンツーマンでみっちり基本を学習できるよう な環境で学習されることをおすすめします。
中・上級者になると、英語力のバラつきはそこまでなくなるので、グループ授業を受けることは効果的です。自分にはちょっと難しすぎると思うような授業でも、だんだんついて行けるようになりますので、我慢して挑戦してみましょう。

また、他の学生さんもいることで、いい刺激になります。同じくらいの英語レベルだった人がいつの間にか、自分よりも話せるようになっていたりすると、奮起のきっかけにもなりますね。

ディスカッションやプレゼンテーションは、グループならではのものです。1対1の授業で話す緊張感と、複数の人の前で話すのでは大きく違います。使うべ き単語や言い回しもおのずと変わってきますので、ぜひ体験しておくことをおすすめします。とても労力を使いますが、それだけの英語力向上が望めます。

マンツーマンだけだと、だんだん先生も学生さんもお互いを把握しすぎて、なぜか会話がスムーズに運んでいくということもあります。私も経験がありますが、それほど自分が英語力がついたわけではないのに、どうも特定の先生とは会話がスムーズになりすぎている、と。

これはコミュニケーションとしては素晴らしいことです。コミュニケーションは決して、言葉だけで取り交わされるものではありません。表情や間、仕草やこれまでにお互いに取り交わしてきた情報が一体となって行われます。

なので、たとえばフリートークやトピックカンバセーションといったような、ある話題について会話するといったような授業では、妙に会話が弾むのです。中 には雑談だけして帰っていくようなこともあります。「話せてるから、いいか」とも思ってしまうのですが、ご自身があまり英語力が上がった自覚がない場合は 注意しましょう。

これが文法のマンツーマン授業であったり、TOEIC対策のマンツーマン授業ですと、「問題」が明白なのでそのような弊害はないといえます。むしろ、スムーズにコミュニケーションが取れるため、学習すべき事項により多く時間を割け効率的です。

マンツーマン授業の数は、初心者だと全体の8割~10割(3時間~6時間)、中上級者で5割~(3時間~)くらいが目安だと思います。