ネイティブっぽく話してもダメ

フィリピン・セブ留学で英語初心者によくありがちなことなのですが、なんでも巻き舌で英語っぽく話そうとする方がおられます。

ご本人は、頑張って英語っぽく喋っているおつもりなのですが…。周りの学生にはもちろん、先生にも理解してもらえないことがあります。

もしご自分がそうなっている気がしたら、すぐに修正しましょう。まずは、そういったクセを直してイメージの中のネイティブっぽさではなく、聞いたママを正確に発音することを心がけましょう。

スラングや、若者言葉、ヒップホップ用語を多用する方もおられます。あれも、時と場合によっては非常に違和感をかんじさせてしまいます。

たまに外国人がテレビで、「オレはサー、ラーメン好きでサー、やっぱトンコツがサーチョーウメーだろ」とかカタコトで言っているとなんか妙です。
それほど英語を流暢に喋られないのに、ヘンにネイティブっぽいスラングを多用するのは考えものだと思います。

そして、ネイティブっぽく話せるようになることが、かならずしもプラスになるわけではない面もあります。

日本人が話す英語は、日本人には聞き取りやすいしわかりやすいです。明らかに、ネイティブの話す英語よりもわかります。同様に、英語を母国語としない外国人が話す英語も、なぜかわかりやすいのです。

どうしてでしょうか?

それは、みんな英語がうまくない分、相手にわかるように、伝わるように話すし、単語を一つひとつ区切っていう傾向があり、ネイティブのようにつなげまくって、弱い音は聞き取れないくらいになってしまということがあまりないからです。

海外に旅行しても、そんな経験をしたかたも多いのではないでしょうか? ドイツ人やイスラエル人と英語で会話するのはうまくいくんだけど、なぜかネイティブとはチンプンカンプンだな、と。


日本語なまりで話しているこの映像では、話者は後半は流暢(に聞こえる)英語で話し出します。日本人としては、流暢に話しだした途端に、何を言ってるかよくわからなくなります。(この話者の話す日本語なまりは、まったく日本語なまりには聞こえませんが)

この映像のように、ネイティブに近い話し方をされるとだんだんついてこれる人たちは減っていくのです。

世界で英語を話す人の数は、英語ネイティブの数よりも多いです。つまりネイティブ並みに英語力がある人のほうが少ないのです。ということは、ノンネイティブ、ネイティブ関係なく英語で会話していくには「ネイティブっぽくない」ほうが通じやすかったりするのです。

ただし。

行きたい国、住みたい国、そこで働きたい国がハッキリしていて、とにかく生活の地盤、仕事の地盤をその国にしたいと思われる場合は、あまり気にしなくていいと思います。

様々な国から来た人々と英語で会話をするということでなく、イギリスならイギリスで生活をしていくことになるので、はじめからブリティッシュ・イングリッ シュを学び、現地の人々に溶け込んでどんどんパブリックな言葉もスラングも吸収しようという姿勢でのぞんだほうがよいとは思います。