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え!?フィリピンには500校も学校があるの?

「学校が多すぎて、どこがいいかわからないんです!」

毎日そんなご相談を受けます。

一説によるとフィリピンには500以上の語学学校があるといいます。そこまではないとしても、たとえばセブだけ でも60校以上あると言われています。正確な数は誰も知りません。

なぜ誰も正確な数を把握していないのでしょうか?

なぜなら、現在新設校が雨後の筍のように出来ているからです。と同時に早々に閉校する学校もあるからです。また、学生の申し込みがあった時にだけ先生を雇って開校するといったスタイルの学校もあります。

あるいは、違法なのですが塾的に先生を雇って教室を開いているところもあります。最近はセブ・フィリピン留学もメジャーになりつつあるので、以前留学して仲良くなった先生に、友達たちと一緒にプライベートに教えてもらっているという方もおられます。

とにかく、フィリピンやセブには実はたくさんの語学学校があって、これからフィリピン留学をしようと考えられる学生さんにとって、その中から自分にもっとも合った学校を選んでいくというのはとても難しいことだと思います。

しかし。

インターネットでフィリピン・セブ島の学校を検索すると、検索結果には実は限られた学校の情報しか見つからないことに気づく方もおられるのではないでしょうか。

フィリピン留学を申し込む方法は、大きく2つあります。

留学エージェントや旅行会社(実際には留学エージェントと提携)を間に入れて申し込む形と、学校に直接申し込む形です。(直接申し込める学校は限られています)

日系の学校は直接申し込める場合が多いです。料金は、直接申し込んでもエージェントを通してもあまり変わりありません。中にはエージェントを通したほうが安い場合もあります。

「エージェントを通したほうが安いって、おかしくない? だってエージェントがマージンを取っているはずなの に」とおもわれる方もおられるでしょう。しかし海外旅行慣れしている方ならお分かりと思いますが、たとえば「ホテルの予約」も「直接ホテルで予約」するよ りも「エクスペディアやAgodaを通したほうが安い」ことが多いです。これと同じ原理がフィリピン・セブ島留学業界でも働いているわけです。

500校もの学校の中から1校を選ぶのはハッキリ言って無理です。60校でも大変すぎます。

そうなると、なにか指針が必要です。Amazonや価格ドットコムで本や電化製品の口コミを調べるように、多く の学生さんは学校の口コミを調べられることでしょう。それはある程度意義があります。しかし他のコラム(口コミを信じすぎない!)で申しまし たように口コミには限界があります。

また、実物を実際に見て決めようと、フィリピン・セブ島の語学学校を、フィリピンにわざわざ出向いて学校巡りをしてから決めるというのも、費用的にも時間的にも個人には限界があります。

上記のような理由から、手っ取り早く留学エージェントや留学カウンセラーに相談することになる方も多いのではないでしょうか。

エージェントやカウンセラーに相談する場合、彼らは建前上「あなたに最も合った学校をご紹介します」とどこもうたっていると思います。当社もそうです。

ただ、実際は紹介している学校は数校~20数校に限られています。しかも、おのおのの留学エージェントやカウンセラーが紹介してくる学校は結講かぶっております。

なぜでしょうか?

それは、どこのエージェントも紹介してくる学校というのは、「とても紹介しやすい学校」だからです。

その意味は、「問題の少ない学校」だということです。エージェントの本音で言いますと、学生さんを送り込んだは いいものの、学校に対するクレームがたくさんくるようなところには紹介したくないのです。なぜなら、そのための対応をエージェントが行うことは会社として マイナスになってしまうからです。

当社では、たくさんの学校をカタログ的に紹介することをしておりません。

それは、多くの学校をむやみに紹介することは、フィリピン・セブ留学を考えられる学生さんをいたずらに惑わせてしまうことになると考えるからです。

それよりも、より多くの学校を私たちが足をつぶして調査し、その知識と経験からそれぞれの学生さんにあった学校をカウンセリングさせていただくことがいいのではないかと考えています。

あれもいいです、これもいいですとむやみに学校を次から次に紹介し学生さんを混乱させることはしたくありません。

カタログ的に学校を紹介することは、難しいことではありません。たくさんの学校との連携をアピールできるので、お客さんには「大きい会社である」という印象を持ってもらうこともできるでしょう。

多くの学校と関わりがあるということは、それだけ多くの情報が集まってきていると思わせることもできます。

お客さん側も、複数の選択肢からいろいろな角度で比較検討して自分が一番いいと思える学校を選ぶことが出来るのでいい面もあります。

しかし。

もしほんとうに、カタログや学校の外面的な情報だけで電化製品を選ぶように学校を判断できるのなら、話は早いです。ただ実は、それだけでは見えてこない「情報」があるため、学校選びは難しいのです。

たとえば「マンツーマン授業時間数がフィリピン留学界で最長」「施設は新築」「先生は全員TOEIC800点以上」という学校があったとしたら、多くの人はそこでよしとするのではないでしょうか?

しかし、「隠れた情報」もあるのです。「マンツーマン授業がたくさんある」ということだけがメリットになるとは 限りません。たとえば、プレゼンテーション力をつけたい方には、4人程度の少数グループクラスでプレゼンテーションクラスもやったほうが効果的です。マン ツーマンで行うのとは違う実践的な緊張感、テンションで行えるため、効果がより高まるのです。

「施設は新築」というのも、かならずしも歓迎すべきことではありません。フィリピンの建物は、新築やリフォーム直後はペンキや建材のニオイでアレルギーが出たり頭が痛くなる人もいます。そうなると勉強に集中するどころではありません。

「先生は全員TOEIC800点」というのも、まずよくある話は、本物のTOEICでなくTOEICの模擬テス トを受けただけの場合です。フィリピンに行ってTOEICの点数が300点位上あがったというツイートをしている人をみましたが、よく見ると模擬テストの 点数が、だったりします。

また、そもそもTOEIC800点以上あるからといって英語が堪能であるとか、英語教育のスキルが高いかといったこととはあまり関連がありません。それは、日本人でTOEIC800点の人がどのような英語を話すかを見ればわかっていただけることでしょう。

このような数字や写真ではわからない「隠れた情報」が、フィリピン・セブの語学学校のカタログやデータの後ろには潜んでいるのです。そうした「隠れた情報」は実地で調査を続けないとわかりません。

私たちは欧米留学の体験も含めて、広く「英語留学」という視点に立ってフィリピン留学を分析し、フィリピン各地の学校を足を潰して調査して回った結果に基づいて学校のカウンセリングを行なっています。