後悔しないために、事前にやっておくべきこと

どうせ行くならフィリピン・セブ留学、できるだけ準備は完璧にしてから行きたいですね。ただし。準備といってもそれほどたくさんあるわけではありません。

留学ビザも現地で学校が用意してくれますし、持って行くべきものも限られています。物価が安いので、足りなければ気軽に買えますし極端な話、お金とパスポートと往復チケット、あと電子辞書くらいがあれば何とかなります。

では、来る前にやっておいたほうがいいことってあるんでしょうか?

あります。これさえやっておけば、英語学習がかなりスムーズになるというものです。

さあ、それはなんでしょうか?

「単語」です。単語をできるだけ覚えてきましょう!

「ええ~」という声が聞こえてきそうです。「なんで勉強しに行くのに、行く前から勉強しなきゃなんないんだろう」って。そうですね。それもごもっともです。私の友人も何人かフィリピン・セブに留学に来てくれましたが、やっぱりそう言ってました。

では、なぜやってきておいたほうがいいか、その理由をご説明します。

フィリピン・セブでは、マンツーマン授業が主体です。授業中に「この単語の意味がわかりません」と尋ねれば、どういう意味か丁寧に教えてくれることでしょう。そこは何も心配はいりません。

ただし。

「英語で」です。決して日本語では説明してくれません。もし、先生の説明の中に知らない単語が含まれていた場合は、さらにその単語の意味を尋ねることになります。すると合わせ鏡のように単語を説明してもらう無限ループが始まってしまいかねません。

これは、さすがに疲れます。先生も疲れます。日本人的感覚だとだんだん先生に申し訳ないような気持ちにもなっていきます。

「いや、電子辞書を持っているから大丈夫」。という学生さんもおられるでしょう。たしかにそうでしょう。でも、時間のロスです。実際に私もセブ島・フィリピン留学で授業に出て思いました が、電子辞書で単語を探すのは、意外と時間がかかります。先生を待たせているから焦って間違って入力してしまったり、余計に時間がかかってしまうこともたびたびです。
音声だけで聞いた単語は、スペルもわからないのでスペルを教えてもらったりと、さらに時間がかかってしまいます。

よりよい留学をするなら、単語はある程度覚えてきたほうが吉です。

知っている単語が多いほうが、マンツーマンクラスの時間的ロスは確実に減るので授業は順調に進みます。そして、「英語が話せるようになる」タイミングも必ず早まります。

ということで、なるべく単語は覚えてきましょう!

とくに、文法に関する単語は覚えてきたほうがいいですよ。

TOEICやIELTSの受験を目指す学生さんは、特にこの文法用語を覚えてきたほうがいいです。たとえば、Gerundという単語。テストの問題の解説でし ばしば出てくる単語ですが、「動名詞(-ing)」のことです。動名詞は中学校で習う言葉ですが、英語で言われたらまったく見当がつかないということも多いの ではないでしょうか。

同様に、不定詞(infinitive)や代名詞(pronoun)、接続詞(conjunction)や関係代名詞(relative pronoun)といった文法に関する単語は頻繁に説明の中で先生が使うので、これらはまとめて覚えてこられることをおすすめします。

「でも、どうやって単語を覚えてきたらいいの?」
そう思われる方もおられることでしょう。

残念ながら、単語を覚えるための必勝法というのはありません。ただ、それぞれによりあった方法というのはあると思います。

たとえば、暗記が苦手という方には、「接辞(affix)」について少し勉強されると楽になると思います。接辞とは、かんたんにいうと単語の前か後ろにつけると、別の意味にできるもののことです。日本語でも非日常の「非」とかは接辞です。

アンダースタンド(understand)という単語があります。アンダースタンドは「わかる」「理解する」という意味ですね。ではアンダースタンドという言葉の逆の意味の単語はご存知でしょうか?

もし出て来なかった場合も、この接辞の知識があれば、予測はつけられます。答えは、ミスアンダースタンド(misunderstand)です。「誤解する」という意味になります。

つまり、アンダースタンドの前に「ミス(mis-)」をつければ逆の意味にできるわけです。この「mis-」が接辞です。ミスがつくと、「間違った」「誤りの」といった意味がつくのです。日本語でも「ミスった」とかいいますね。

接辞はほかにもいろいろあります。「リ(re-)」をつければ、「再び」とか「繰り返し」の意味がつきます。なので、「リプレイ(replay)」は「プレイ(play)」に「リ(re-)」がついて、「再プレイ」となるわけです。ゲームでお馴染みの言葉ですね。

接辞を知っていると一つの単語を覚えれば、複数の単語の意味も予想ができるようになるので、一つ一つの単語を暗記していくよりは、効率がよくなると思います。ネットで「英語 接辞」といれて検索すれば、たくさん例が出てきますので、興味を持たれたらぜひ見てみて下さい。

単語を覚えてきたほうがいいと言いましたが、だからといって行く前に尻込みする必要はありません。セブ・フィリピンへ留学されるみなさんは、これから日本とは違う、英語主体の生活を何週間あるいは何ヶ月間もされるわけです。

フィリピン・セブでの留学生活のなかで、当然英語を話さなければならない場面はたくさん出てきます。周囲に日本人が少ない環境を選ばれた学生さんはなおさらそうなります。携帯電話を使うだけでも、レストランに行くだけでも常に英語のレッスンになるのです。

必要にかられて使う言葉はなかなか忘れません。私も昔、タイに旅行した時にトイレに行きたかったのですが、英語がなかなか通じません。それでトイレはど こですかという意味らしい「ホーナムティーナイ」という文章を覚えました。もうはるか昔のことですが、未だに忘れません。英語と関係ない話ですが…。

文法に関する単語や基本的な単語は自分にあいそうな単語帳などを見つけて、ひと通りやっておかれると確実に効率良くなりますので、フィリピン・セブ島への出発までの期間にぜひ単語の勉強をしておくことをおすすめします!