フィリピン・セブ留学に行かれる英語初心者の方には、日本人スタッフがいる学校をおすすめします。

ただし、あえて「英語しか話せない切羽詰まった環境」に身をおきたい方は、日本人スタッフがいるかどうかは気にされる必要はないでしょう。
注意すべき点は、学校の説明に、

「日本語スタッフ」とか「日本語スタッフ:あり」

と書いている場合です。この場合スタッフは「日本人」ではありません。日本語が話せる「外国人」のスタッフが対応してくれます。日本語力はそれぞれのスタッフさんによってかなり違います。なんの問題もなく意思疎通がはかれる方もおられますし、英語で話したほうがまだマシという方もおられます。

どの程度の日本語力のある方がスタッフかは、留学会社や学校に確認されるといいでしょう。
日本人なみに日本語が通じるスタッフがいないと不安な方は、「日本語スタッフ」のみの学校は避けた方が無難です。

私が以前フィリピン留学したとき、その学校には日本語が話せるスタッフさんがいませんでした。韓国系の学校だったのですが、韓国人スタッフとも英語で意思疎通も満足に出来ず非常に困りました。

たまたま、校長先生の娘さんがちょうど学校にいて、日本語が少し話せるということで対応してくださったのですが、洗濯ものの出し方などを聞いてもほぼお互いに理解できず非常に困った記憶があります。

次に、「日本人スタッフ」といってもその質は千差万別だということを知っておきましょう。

日本人スタッフは、大きく2つのタイプに別れます。

学校が無給インターンとして1日数時間の授業と引き換えに、学生をスタッフとして雇っているタイプと、社員として雇っている場合です。

インターンやアルバイトで来られている方の能力は、人それぞれです。中には、「フィリピンもはじめて」「来てか らまだ数週間」という方もおられます。学校のスタッフというよりも、気分は学生という方もおられます。そんな場合は長期で滞在している同じ学校の日本人学 生のほうがよっぽど頼りになるということもありますね。

さすがに社員として何年もおられる方は、フィリピンにも詳しくあらゆるトラブルを処理されてきた心強さがあります。
日本人スタッフがいる場合も、一点注意しておくべきことがあります。

「学生さんのケア」を担当しているスタッフではなく、学校の日本人向けのマーケットを担当しているスタッフである場合です。基本的には学校運営業務に関係していないので、日本人スタッフはたしかにいるけども、特に学生さんのケアをしてくれるわけではないのです。
弊社では、フィリピン・セブに現地オフィスを構えておりますので、なにかお困りのことがあった場合は、すぐにご連絡ください。日本人スタッフのいない学校に入学されても、困ることはそれほどないでしょう。