「授業時間の長さ」は長いほうがいい? それとも短い方がいい?

私自身のこれまでの欧米やフィリピン留学の体験でいうと、50分は長過ぎず、短か過ぎない長さだと思います。

ただしこれは、授業の内容によります。

マンツーマンの場合。イギリスで有名なカランメソッドや、それに類したプレッシャーが強く、速い速度の授業だと、50分もやれば先生も生徒もクタクタになります。30分でも十分といわれる方もいるくらいなので、50分あれば十二分といえるでしょう。

一方、マンツーマンで先生と最初の5~10分程度フリートークをして、そのあと教科書にそって文法を学習するような授業の場合。特に初心者のかたは、分からない単語を先生に聞いたり、英語の説明が難しく先生に何度も言い直してもらうといったことが予想されます。

その場合は、50分はあっという間に過ぎていきます。もうちょっと聞きたかった、というところでまた明日、となってしまうこともあります。

しかし、それがいいと思うか悪いと思うかは学生さん次第です。また、集中力が持続するかどうかにもかかってきます。

なので、単純に集中力が短いと自覚のある方は50分授業がちょうどいいと思います。私も集中力が短いので、50分ごとにリフレッシュできるのはありがたかったです。
また、そのほかの50分授業のメリットとして、「先生にたくさん出会える」ということがあります。
1日8時間の授業時間を保証している学校であれば、8人の先生に出会えます。一方、90分授業だと5人、120分授業だと3~4人です。どうしてたくさんの先生に出会えることがメリットかというと、自分にあった先生を見つける機会が増えるからです。

セブ・フィリピン留学を体験されるとすぐ感じられると思いますが、自分に合う先生と合わない先生はいます。もし、3人しかいない先生の内、2人が合わなかったらちょっと厳しいですね。

しかし、8人のうちの2人ならまだ我慢出来そうです。それに加えて、フィリピン・セブ島留学では先生を自由に変えることができます。つまり、先生にたくさん出会えるということは、自分に合った先生を模索できる機会が増えるということなのです。
では、50分授業よりも長い授業にメリットはあるのでしょうか?

集中力が持続する方は、もちろん90分や100分の授業も問題ないでしょう。1人の先生からより長い時間授業を受けられるので、毎回の授業が同じ項目を扱っていてももっと深く学習できることが期待出来ます。
1日あたりの受講する先生の数が絞られるので、自分に合った先生だと非常に充実したものになります。また、50 分授業ですと授業と授業の間にクラスの空き時間が出来てしまうことがよくあるのですが、長い授業時間ですとそうしたことは、比較的少なくてすみ時間を有効 に使えます。