フィリピン・セブ留学の最大の売りは、マンツーマン授業が豊富なことは間違いないのですが、だからといって「マンツーマン授業が多ければ多いほど絶対いい」というわけではありません。
学校経営の観点から考えると、マンツーマン授業をたくさん提供すれば、それだけコストがかさみます。なぜなら、グループ授業よりも、マンツーマン授業を提供するほうが当然お金がかかるからです。

なので、マンツーマンクラスの多い学校ほど、自然と料金は高くなっていくはずです。本当にそれだけの話だと、とてもわかりやすいのですが、現実はそうでもありません。

それぞれの学校が先生に支払う給料は、同じではないからです。

マンツーマン授業が多い割に、学費が安い学校はその分、先生に支払うギャラが少なくなる傾向があります。すると、どういうことが起こるでしょうか?

優秀な先生ほど、より給与の高い学校に移動するのです。結果、マンツーマン授業が多いのに学費の安い学校には、それなりの先生しか残らないという可能性が高くなります。

あるいは、先生の給与は標準的でもその分、施設がボロい、食事が質素、インフラが揃っていない、サービスが悪いといった可能性もあるので、ご注意下さい。