フィリピン留学で訛らない?

訛りませんというか、そのレベルに達しません。私も20歳の頃留学しようかなと考えた頃『やっぱアメリカンイングリッシュでしょ』『アトランタは南部訛りになったら嫌だから、かっこいいロスにしよう!』などと、今考えたらとんでもない、留学カウンセラーに言ったらせせら笑われるような、おそろしい事を考えていました(笑)

私たち学習者は、ハッキリ言って訛りの事考えるなんてナンセンスです。フィリピン留学の3ないでもお書きしましたが、しょせん僕らは日本人、帰国子女でもない限り日本語訛りは一生抜けません。ブラットッピットやマライヤキャリーのようなハリウッドの映画で話されているように英会話するのは、一生無理なのです。

ここを勘違いされている方が多いのでもう一度書いておきますが、「ネイティブと同じように話すのは一生ムリです。」

例えばFEN(米軍の極東放送)でペラペラ話している“ひさの やまざき”さんや元国連事務次長の明石康さん、日本が誇るスーパーウォーマン国際連合難民高等弁務官も勤められた“緒方貞子”さんも読んでも理解できない難しい英語を話しますが、日本人だという事が分かります。

外国人だってCBSドキュメントの司会を担当するピーター・バラカンさんやTV東京のWBSのロバートさんも私よりうまい日本語を話しますが、発音は外国人だとすぐ分かります。 逆に無理にネィティブ英語を真似しようとして派手に抑揚を付けたりスラングを入れてもも関東の人が話すとエセ関西弁に若者言葉を入れたようになってのようで気色悪く外国人に「何アメリカ人きどってんねん」ってな感じになります(笑)

フィリピンは多言語国家でそれを、公用語の英語とタガログ語でまとめています。すなわち自分ら独特の言葉を持ち、子供の頃から英会話しています。小学生の頃から英語で教育を受け、独自の言葉を話すと罰金まで科せられます。町では英語のTVプログラムが氾濫し、字幕無しで映画が観られ、英字新聞も発行されています。

そんな人たちが話す英語を我々が訛ってると言ってもいいものでしょうか?確かにネィティブスピーカーから見れば、独特の表現や言い回し、アクセントはありますが、残念な事に我々学習者は彼らを一生上回れないのも真実です。 とにかくかっこよく聞こえるエセ・アメリカン語より、日本語英語でもいいから通じる英語、グローバルイングリッシュをマスターする事を目標にしましょう。