「ネイティブ講師の授業があるかどうか?」

を気にされる学生さんはけっこうおられます。

でも、「絶対ネイティブ講師がいる学校のほうがいい」というわけではありません。
「フィリピン人の英語は訛ってるの? 」でも書きましたが、一口にネイティブといっても訛っている人もいれば、特に英語教育のスキルがあるわけでないにわかネイティブ講師や、(英語教育とは関係のない)仕事を定年退職しセブ島で余生を過ごす傍ら講師をされている方もおられます。
そのような事情があるので、ネイティブ講師を必須にすることは、誰にでもおすすめできるというわけではないのです。

特に、初心者~中級者の方はネイティブ講師の有無にこだわる必要はないでしょう。韓国人の学生はセブ島留学を3ヶ月~半年程度行い英語力を上げられるだけ上げておき、カナダやオーストラリアへ留学する学生が多くいます。

中級レベルまでは安価にマンツーマン授業の多いセブ島留学でレベルを上げておき、ネイティブ国留学で英語力の総仕上げを行うといったイメージです。とても効率のいい学習方法だと思います。
中の上級レベルから上級レベルになってくると、英語の微妙なニュアンスや単語のより正確な使い分け、英語特有の言い回しなどより高度な学習を行いたい欲求が高まってきます。

そうなったら、ネイティブ講師を選択肢に入れることは意義があると思います。ただし、ネイティブ講師の訛りや教育スキルなどは事前にチェックしてから行 えることが望ましいと思います。