留学で大事なのは、まず飛び出すことだと思います。飛び出さないと、見つからないものもあると思います。

「そんな無責任な」と聞こえてきそうですが、「案ずるより生むが易し」という言葉もあります。留学は、未知の世 界なのです。そして、行ってみなければそれが何なのかさえ、わからないのです。「聞いて極楽見て地獄」ということわざにもあるように(本当に地獄だったら 困りますが)。

では、留学時期はいつにするか?

「思い立ったら吉日」と言います。ことわざ続きで恐縮ですが、いつ行くかは、「行きたい!」と思った時に行くのが一番いいとおもいます。「数年後の自分」が、行きたいと思っているかどうかはわからないからです。

「でも留学に行く前に、日本ですべきことがあるのではないだろうか?」
「やっておくべきことをやってから、行ったほうがいいのではないか?」

たしかに、行く前にやっておくべきことはあると思います。日本ででもできる英語学習はやっておくべきでしょう。単語や、基礎的な文法をおさらいするなど(発音の矯正などはむしろ留学してからのほうがいいですね)。

しかしそれ以外は、今の生活がどれだけ大事か、数ヶ月日本にいなくなることでどれだけのマイナス面があるのかとの比較です。もし、英語力を上げたいというのが目下の目標ならば、まずは行って、やってみることだと思います。

日本で1日数時間、ちょっと怠ける日もあって…で、ある程度英語力がついたら行こうかな、という気もちで考えるのと、最初にセブ島留学で数ヶ 月間1日8時間以上英語漬けの日々を過ごして、日本に帰ってからまた英語学習を継続するのとでは、伸びて行き方が違います。

モチベーションは、行ってからの方が確実に上がります。

これは、私が留学カウンセラーをしているから言うのではなく、セブ島留学に来られた多くの学生さんを見て、実感したことです。ほとんどの方が、今行ってよかった、と言われます。そのとおりだと思います。

人生はそれほど長くありません。「ああ、あの時行ってれば人生変わってたのかもな」と思う前に、行動することが大切だと思います。