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留学中の住民税や健康保険ってどうなるの?

フィリピン・セブへ留学するにあたって、住民票を移すべきかどうかご質問を受けることがあります。

海外転出届を出すと、以下のようなことが起こります。

・住民税を払わなくてよくなる
・国民健康保険料を払わなくてよくなる
・国民年金も払わなくてよくなる

住民税
住民票を抜くと、基本的に住民税はかからなくなります。ただし、前年度の収入から算出された金額を、その年に支払わないといけません。ややこしい話ですが、前年分の住民税を翌年に支払わなければいけないシステムのようです。

ですので、住民票を抜いている期間の分は、翌年に支払わなくて済むという形になるようです。

国民健康保険
住民税は、「支払わなくて済んでよかった」と素直にいえることなのですが、国民健康保険についてはちょっと考えないといけません。

海外転出で住民票を抜くと、国民健康保険の資格も喪失します。ということは、保険料を支払う義務がなくなるということです。これは、支出が減って「よかった」と思えることなのですが、デメリットもあります。

もし、国民健康保険の資格を喪失していない場合は、海外で医療行為を受けた場合でも、所定の(面倒な)手続きをすれば7割の返金があります。この返金が保険証を返してしまうともらえないのです。

とはいいましても、この返ってくるお金の金額については落とし穴があります。海外の病院で支払った金額の7割が返ってくるのではなく、同じ症状を日本で治療した場合の金額の7割なんです。

また、ややこしい話なのですが、たとえば骨折してフィリピンで治療を受けたとします。料金は2万円でした。日本に帰って申請をしたところ、日本だと同じタイプの骨折は1万円の料金なので、その7割の7千円を返しましょう。ということになるんです。

2万円支払って、返ってくるお金は7千円ということです。とするとあまりお得な話でもありません。ただ、別に海外旅行保険に入っていれば上限額までは全額返ってくるので、そこまで困る話でもありません。

メリットは、通常の海外旅行保険だと歯科治療は下りないのですが、国民健康保険ならそれが下ります。

国民年金
国民年金は、支払う義務がなくなります。ただし資格を喪失するわけではないので、任意でそのまま払い続けてもいいそうです。支払っている期間に合わせて支給される金額も変化するので、そこは人それぞれの価値観ということになりますね。

ちなみに、支払っていない期間分を2年以内ならあとから払い込むこともできます。また、60歳~65歳の間にも続けて払うことができるそうです。

まとめ
海外転出届を出したほうがいいかどうかは、フィリピン・セブ留学に来られる学 生さんそれぞれの事情によるところが大きいとおもいます。メリットとデメリットを考えると「どのくらいの期間行くのか」によっても変わってくると思います ので、役所や関係窓口にご相談されて決めて行かれることをオススメいたします。