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非常識はどっち? ここは日本じゃないということ

空港で、フィリピン人のスタッフに態度が悪いと激しく怒っている日本人らしき方を見かけたことがあります。レストランでダラダラしているウェイターに、スーパーでレジ係の適当な品物の扱いにムッとされている日系の方も見かけます。

しかし待って下さい。ここは、日本じゃないのです。

欧米諸国やその他の世界を周ってみるとわかりますが、日本ほどお店の人がバカ丁寧な国は他にないです。

アメリカやヨーロッパでも店員はぶっきらぼうなことが多いです。ただその分、フレンドリーな人も多いです。スーパーのレジの人と話し込んでいる主婦を見かけることもしばしばあります。

フィリピンも同様です。フィリピン人はフレンドリーな人が多数です。みなさん、気さくに声をかけてくれます。学校の先生もフレンドリーです。

ただ、日本の常識を当てはめてしまうと異なる部分もいろいろあります。その一つが、お店の店員の態度だったり、時間の感覚のルーズさだったりします。

「お客様は神様です」は、日本だけの常識です。

よく考えますと、高級ホテルならいざしらず、たかが数百円の買い物をしたお客さんに深々と頭を下げ、神様のような扱いをするのはちょっと滑稽にも思えます。しかし、それが日本の常識です。それはそれで大切にしつつ、外国に行ったときは外国の常識にまずは従ってみましょう。

それでも「日本なら当たり前のことがなってない」と怒って帰ってしまう学生さんもおられます。残念なことです。ただ、一瞬立ち止まって考えてみていただけたらと思います。
「どうして、英語を勉強するのか?」と。

英語を学ぶ目的は、人それぞれでしょう。しかし、その根本には「コミュニケーションを外国人ととる」という大きな目的があると思います。コミュニケーションを上手く取るには、相手と自分の違いを理解することが大切です。

自分にとっての「正しい」をいくらふりかざしても、この世界には「正しさ」はいくつも存在しているのです。まずはお互いの違いを把握し、その上で相手を尊重しつつ自分の主張も伝える。英語学習の一環として、ぜひやってみてください。