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スパルタに過度の期待は禁物

普通に考えれば、通常校よりたくさんの時間、勉強をしているわけですから、 当然学習効果もあがり、同じ期間でも英語の伸び率が高くなっているはずです。

 

しかし、本当のところはどうなのか?

この素朴な疑問を解決すべく、セブ島に最初にできた学校の校長先生と調査を開始しました。 通常コースとスパルタコースのそれぞれに、4週間の日程で入学した学生さんに、 入学前と終了後で、どれくらい英語が伸びたのか、ビフォーアフターを調査しました。 スパルタの学生さんは、通常コースの学生さんより、およそ1.5倍~1.6倍の授業数を行いました。

結果は、通常コースとスパルタコースで伸び率は同じでした。 どうしてこういう結果になったのでしょう?

これはちょうど、コップに注いだ水にたとえるとわかりやすいです。 キャパシティというものが、人にはあると思われます。 勉強でインプットして、実際に身についていく容量です。 これをコップに注いだ水にたとえますと、コップが空の間はどんどん水を注いで行けます。 しかし満タンになるとどうなるでしょう?

注いだ水はあふれだして、外にこぼれ落ちていきます。 学習者のキャパシティも、コップの水のように、一定量を越えると、中にたまらず、 外にこぼれ落ちていってしまうのではないでしょうか。 通常コースでも、授業は1日5~6時間やっています。 各授業で宿題も出ますし、それをやる時間も必要です。 予習や復習を行うことも大切です。

もしかしたら、これくらいの量ですでに普通の人には十分な学習時間で、 スパルタでそれ以上の時間を費やして勉強しても、あふれてしまった水のように、 残らないものなのかもしれません。

さらに語学学校の先生にも質問してみました。 ずばり、スパルタの学生さんと、通常コースの学生さんで印象として、どっちの学生さんのほうが 英語が伸びているのか? 答えは、「どっちも同じだと思う」でした。 校長先生はこの調査の結果に、「教育者としての観点からすると、本当はスパルタはやりたくないけど、留学生の親や学生本人が求めるなら、 ニーズに応えていかざるを得ない」と言う結論に達したと言ってていました。